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    悩めるギリシャ人3 年金生活者
    緊縮策の一環として、2010年から年金や給与の削減が始まった。もとは年間で14ヵ月分支給されていた年金が、2ヵ月分カットされて12ヵ月分になり、毎月の支給額自体も減らされていった。じわじわと数パーセントずつカットされることが続いて、今では多くの年金生活者の毎月の受給額が5年前の3割から4割も減ってしまった。一方では臨時税や増税も相次ぎ、年金しか収入がない人々にとっては生活水準が激変するという結果になっている。5年間もそんな緊縮策の下での生活が続き、これでは自分たちには衰弱死しか残されていないという声が高まる中、今年1月の選挙があった。シリザ党(急進左派連合)のチプラス党首は緊縮策を撤廃する、年金や給与も保証すると明言した。年金はカットしない、というチプラス党首の選挙公約を信じて、あるいはそれに一縷の望みを託して、多くの年金生活者たちはシリザに投票した。これまでの支持政党がどの党かというのはもうあまり関係ないことだった。選挙は緊縮策を撤廃するというシリザが大勝し、新政権が発足した。
    チプラス政権になってから 公約は実行されていない。しかし、今のところ具体的な年金カットも行われていない。EUやIMF、ヨーロッパ中央銀行などの債権者側との厳しい交渉が5か月にわたって続いているが、今もチプラス政権は年金については譲れない、としている。交渉の行方が依然として見えず、ギリシャがユーロ圏にとどまれるのかどうかもわからない、明日どうなるのかもわからない破たんの瀬戸際という不安定な状況が続いているのにチプラス政権は今も支持率では独り勝ち状態だ。そこには多くの年金生活者の、「もうこれ以上は我慢できない、何とかしてほしい」という思いも含まれている。この政権でも年金カットが現実に行われたら、支持率はあっという間に急降下するだろう。
    ユーロ圏離脱ということになればもっと厳しい生活になることが予想できるのに、どうしてギリシャ人にはそれがわからないのだろうという見方もあろうが、次々と打ち出される政策で惨めな生活を強いられてきた5年は我慢するには長すぎたのかもしれない。ほんのわずかでも交渉の余地があるなら勝負に打って出るというやり方が支持されている。但し、ほんとうにユーロ圏を出てもいいと思っている人は少ない。


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    ギリシャ | 【2015-06-15(Mon) 10:33:33】
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    悩めるギリシャ人 2
    ギリシャの今の政権の主体は、シリザという、さまざまな左翼グループが集まって出来た寄合の党だ。構成グループはガチガチの極左的なのからかなり緩いのまで実にバラエティー豊かだ。いずれにしても共通する点は、労働者の権利を勝ち取るため、そして労働者を搾取している資本主義という「悪」に立ち向かうために闘争するのが目標だった・・・少し前までは。それが今は政権の座に着いている。デモやストライキはギリシャ社会に定着していて日常的に行われているので誰も特別なことだとは思わないが、大半は特定の政党や労働組合が組織的に仕掛けるものだ。ギリシャに関するテレビの報道でデモ風景をよく見かけるが、一般の人々が皆参加しているわけではない。
    ところで、ギリシャの債務問題がヤマ場だと言われつつ、もう数ヵ月もずるずる続いてきたのは、この政権が必死でヨーロッパの債権者側と交渉しているからだ。大きな利害関係を伴う交渉なので、双方とも譲らないことから、なかなか先へ進まない。巨人(ヨーロッパ債権者側)と小人(ギリシャ)の対決で、ヨーロッパの正義とか常識というものにギリシャを従わせようとしているのだが、これが一筋縄ではいかない。ここ5年間で4割も減ってしまった給料や年金を、今年1月末に発足した新政権は、これ以上減らさない、そればかりか最低賃金を751ユーロに引き上げるという公約をしている。公約を破れば一気に国民の支持を失うのがわかっているので給与や年金を減らすことだけはできない、ということだ。
    国民は必ずしもシリザの支持者ではない。むしろ、シリザの基本的な方向性に賛同する人のほうが少ない。それでも多くの人々がシリザとチプラス首相を支持するのは、もしかしたら交渉に成功して、自分たちの生活がこれ以上みじめなものにならなくてすむかもしれない、という希望を持っているからだ。前の政権もその前の政権も、ここ5年間の政府は債権者であるEUやIMF、ヨーロッパ中央銀行の言いなりで、給料や年金をどんどんカットし続け、一方で増税や新税を増やしていった。その結果ギリシャ人の生活は日増しに苦しくなり、厳しい緊縮策に悲鳴をあげていた。まだそれから半年ほどしか経っていないのでギリシャ人の記憶は生々しい。シリザに一縷の望みを抱いたのは無理もないことだった。シリザ政権になってからは、債権者側との交渉が膠着状態で、すべてが棚上げになってしまっているので今のところ給料はカットされていない。
    いずれにしても、ギリシャ政府と、大半のギリシャ国民とでは、思想的に大きな違いがある。

    ギリシャ人 | 【2015-06-12(Fri) 04:36:47】
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    悩めるギリシャ人
    ギリシャ債務問題が相変わらず世間を賑わせている。
    ドキドキ、ハラハラの綱渡り状況がずっと続いている。何度も「今日がヤマ場」とか言われながら、これまでのところ、なんとかなってきた。いつがほんとうの「ヤマ場」なのかわからないので、もういい加減、嫌気がさしている人が多い。ギリシャ政府は債権者側との交渉で、「苦痛を伴う緊縮策は絶対受け入れられない」と、断固としてゆずらない。交渉は遅々として進まず、先行き不透明で不安定な状態が続いていることから、ギリシャ国内経済は停滞を通り越して、凍りついている。いつデフォルトになるのか、あるいは危機を脱出できるのか、ユーロを離脱するのか、しないのか、はっきりしないので世界経済の不安要因であり続けている。
    外から見ていると、「いったいギリシャ人は何を考えているんだ」と言いたくなるだろう。
    最新の世論調査でも、ギリシャ人の80%が「ユーロ圏に残留」を希望している。そして、50%が「たとえ今より厳しい緊縮策を課せられたとしてもユーロ圏に残留すべき」と答えている。では、緊縮策を受け入れれば簡単に話は済みそうなものだが、そうはならない。 (続く)
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    ギリシャ人 | 【2015-06-07(Sun) 05:21:55】
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